
つみたてNISAを始めたいけど、どの投資信託を選んだらいいかな?おすすめが知りたい!
つみたてNISAを始めようとしている初心者の方向けに、おすすめの投資信託3銘柄の特徴と投資信託を選ぶときに知っておきたいポイントをお伝えします。
つみたてNISAについて知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね!
先に結論。投資初心者におすすめの投資信託3銘柄は以下のとおりです。

特徴をしっかりと理解して、自分にあった投資信託を選んでみてくださいね!
つみたてNISA銘柄選びのポイント5つ
インデックスファンドから選ぶ

インデックスファンドとは「日経平均株価やNYダウなど株価指数と似た動きをする投資信託」のこと。
インデックスファンドを選ぶことで、リスク分散になり低コストでの運用ができます。
つみたてNISAは年間投資上限額が40万円までで、一括で購入することはできず、積立しか選択できません。

毎月決まった金額を投資する積立投資は、購入するときの基準金額によって購入できる口数が異なります。
そのため、値動きが激しい銘柄を選ぶことで、下落したときに安く購入ができるというメリットがあります。
安いときにたくさん購入ができるので、将来的に大きな利益を生むことに繋がるでしょう。

毎月決まった金額で購入し続けることを「ドルコスト平均法」といいます。
どの地域に投資するかを選ぶ

日本、米国、全世界、新興国など、どの地域に投資するかを選びます。ちなみに日本株式→先進国→新興国の順でリスクが低くなります。
おすすめは「米国」か「全世界」。

過去のデータを見ても米国・全世界はローリスクでハイリターンになっているよ。
米国は今後も経済の中心にいることが予想できますし、発展していくだろうと考えるためです。
GAFAMなどはだれでも知っている超有名米国企業ですし、今後も期待できるでしょう。
全世界を選べば、世界中の企業に分散投資ができます。米国だけでは不安だと思う人は世界経済の成長に期待をして分散投資しましょう。

全世界を選んでも、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を見て分かる通り、約60%は米国に投資することになるよ。米国企業の影響力の凄さがわかるね。
資産の内容を選ぶ

資産の内容とは、株式なのか、債券なのかなどどの金融商品の種類を選ぶことです。
つみたてNISAの対象に、債券のみREITのみの選択はありません。
おすすめは「株式100%」です。つみたてNISAは長期投資になるので、株式の方がリスクが低くなります。
信託報酬の低いものを選ぶ

投資信託のコストの内訳は以下の通りです。
・購入時手数料:投資信託の購入時にかかる手数料
・信託報酬:投資信託を保有している間にかかる手数料
・信託財産留保額:投資信託を解約するときにかかる手数料
・その他の費用:売買委託手数料、保管料、監査費用など、目論見書で料率が具体的に記載されていない手数料
つみたてNISAでは購入時手数料は無料、信託財産留保額も基本的には無料なものが多いので、信託手数料とその他の費用を確認しましょう。
例えば、投資資金500万円で、信託報酬が0.1%だと1年間で約3万、信託報酬が0.5%だと約5.5万にもなります。
上記の例はわかりやすいように信託報酬が高めに設定しましたが、信託報酬だけでもコストに大きな違いが出ることがわかると思います。

実際にはemaxis slim米国株式(s&p500)だと信託報酬は0.0968%以内なので、例程高くならないよ!
もう一つは、ハイリスク・ハイリターンに自分がどれくらい許容できるか(リスク許容度)です。
リスク許容度がわからない方は、少額投資からはじめて様子を見るのもおすすめです。
純資産総額が100億以上

純資産総額とはファンドの規模を表したものです。純資産総額が少ないと、順分な運用ができず、投資するのも不安になりますね。
そのため、純資産総額が100億以上あり、しっかりと右肩上がりで増えている銘柄を選びましょう。
純資産総額は基準価格×受益権総口数から求められるので、受益権総口数が減ると純資産総額も減少します。
つまり解約した人(受益権総口数)が増えていることも考えられるでしょう。
投資初心者におすすめの投資信託3銘柄
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
【ファンド名】 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) |
【信託報酬】 | 0.0968%以内(年率・税込) |
【運用会社】 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
【設定日】 | 2018年7月3日 |
大人気のeMAXIS Slimシリーズの中でも主力商品です。投資対象銘柄は500銘柄で、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしています。
業界最低水準コストを目指すと名言していて、0.0968%以内(年率・税込)長期運用には嬉しい低コスト。

チャートを確認すると、純資産総額がしっかりと右肩上がりになっていて、
S&P500 とはなにかが知りたい方は、S&P500とは?わかりやすく解説の記事を参考にしてください。
低コストな面を含め、楽天VTIと比較されることが多いので、楽天VTIの特徴と比べてみてくださいね!
楽天VTI(楽天全米株式インデックスファンド)
【ファンド名】 | 楽天VTI(楽天全米株式インデックスファンド) |
【信託報酬】 | 0.132%(年率・税込) |
【運用会社】 | 楽天投信投資顧問 |
【設定日】 | 2017年9月29日 |
楽天VTIは全米ETFで大人気のVTIに投資する商品です。

ETFとは上場投資信託のこと。つまり上場企業に分散投資ができるということですね。
低コストを売りにしていて、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と比較対象になることが多いです。
楽天VTI約3,500銘柄、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は500銘柄と、楽天VTIの方が投資の対象商品が幅広いのが特徴。
人気の理由は、米国株式の株式市場が右肩上がりが続いているからということがあげられます。
米国の上場企業を見ても、MicrosoftやApple、Amazon、Facebookなど誰でも聞いたことのある超有名企業が並んでいます。
楽天VTIに投資すると、これらの超有名企業を含めた約3,500銘柄に分散投資するということになりますね。

私も楽天VTIに投資しています!
SBI・バンガード・S&P500
【ファンド名】 | SBI・バンガード・S&P500 |
【信託報酬】 | 0.0938%程度(年率・税込) |
【運用会社】 | SBIアセットマネジメント |
【設定日】 | 2019年9月26日 |
SBI・バンガード・S&P500は米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動する投資ファンドです。

S&P500は簡単にいうとアメリカの主要企業500社に投資するような形。
2019年にできたばかりで歴史は浅いですが、米国株式の投資信託の中でも低コストであると話題になりました。
SBI・バンガード・S&P500が誕生したことで米国株式の低コスト競争が激化しました。
S&P500は短期的な投資には大きな変動があるので、つみたてNISAのような長期的に投資するにはおすすめの投資信託といえるでしょう。
結論:銘柄選びのポイントをおさえて投資信託を選ぼう

投資信託を選ぶときの5つのポイントをまとめると、
になります。5つのポイントをふまえながら投資信託を選ぶと、おすすめは以下の通り。
まずはつみたてNISA制度を利用して、少額投資からはじめてみるのもおすすめです!
口座開設は楽天証券がおすすめ!楽天ポイント投資制度を利用して、お得に投資をしましょう。